コロナが恨めしい。不安、落胆、悲しみを結婚式を控えたふたりにもたらしている。早く収束してほしいと、ひたすら願う毎日です。

とある新婦さんが、すでに私のワークショップに参加されていて、挙式日が記載されたカードをお金がかかっても良いから刷り直ししてもらえないか、とご相談いただきました。

私は、ほんの気持ちですが新しいカード、プレゼントしますよー。色々と大変でしょうから。とお伝えすると、「本当にありがとうございます！今回、沢山の方に助けていただき、私たちも本当に救われています。」とおっしゃっていました。

私がしたのは、本当にちっぽけなことなんですが、きっと周りの方々から大きな支えてもらったのでしょう。こう言う時だからこそ感じられる人のあたたかみがあって、本当に心にしみるんだと思いました。悪い状況だからって、悪いことばかり見るのではなく、その合間に潜む良いことを見つけていくことで、乗り越えていけるんじゃないか。

東京では、夜、星に気づくことはほとんどありません。それは街が明るいから。でも、私の故郷では、夜は暗闇に包まれます。怖い、だけど、見上げればそこには無数の星が光っていて小さい星、大きい星たくさん輝いているのです。

この状況も、結婚式を控えたふたりには暗闇かもしれません。そんな中でも、人に助けられてる喜びや応援してくれる周りの方の気持ちと言う光を見つけられる。それは、もしかすると貴重な経験なのではないかなと思います。（辛い状況は無い方が良いのですが）

人生って、予測出来ないことが本当にたくさんたくさんあるから、こうした自然災害や疫病に立ち向かい、乗り越えることを力強くしていかなきゃならないですよね。結婚する二人は、そこにはお互いがいて、家族がいて、周りの方々がいて前に進んでいけるんだと思います。

そんな想いを全部ひっくるめて、改めて感謝したり、これからもよろしくお願いしますと言ったりできる、結婚式ってそんな日だと思います。

普段生活していて、感謝を伝える機会はめったにありません。だから結婚式と言う機会に改めて想いを全て伝える！それって、とても素晴らしいことなんですよね！

災害や今回のような非常事態が起こると、お祝いごとは何でも自粛しなきゃいけない。でもお祝いごとがなければ、人は生きていけません！自粛しすぎるのは不健康だなぁ~と思います。

思いの丈を語っただけになってしまいましたが、コロナに負けず、結婚するふたりのために私も頑張ろう！そう思う毎日なのです。

Freelance Wedding Planner / Flower Designer

KURUMI