感動するって疲れるんですね。

感動するって疲れるんですね。

先日いただいた私への最高の贈り言葉でした。

すでに会場は春にお決めになった新郎新婦様。よし!これから準備するぞ!ってなった時に、あれ、コンセプトが無い…!と気付き、路頭に迷い始めた新郎様でした。

会場プランナーに、コンセプトメイクを依頼したけれど、どうもしっくり来なかった。。

困って、フリープランナーを探して相談しても、コンセプトメイクだけではやっていないとか、なかなか話が進まず、、、

そんな時、私のHPにたどり着いてくださり、一度お会いすることになりました。

とても、真っ直ぐで熱いお気持ちを持っていらっしゃる新郎様。優しさと奥ゆかしさで包まれた新婦さま。

全てが良い意味で、全く逆の魅力を持ち合わせていらっしゃって、絶妙なバランスのおふたりだなぁと感じました。

お話しを始めると、これまでの過去にたくさんたくさん色んなことを経験されたと話してくださいました。

音楽だけに生きた子どもの頃、家族との問題、仕事の変化と自分の変化。聞いていると本を書けるんじゃないかと思う激動の人生を送っていらっしゃいました。

全てのことに、いつも本気で生きていらっしゃる新郎様。彼の窮地を優しく見守り支えた新婦様。私はこんな素敵なおふたりのために、コンセプトをご提案できることがとても嬉しくなりました。

私は、ご提案の日まで、ふたりのことが頭から離れず、(進行中の新郎新婦様のお顔はずっと頭の中に駆け巡っているのですが・・・)四六時中、ふたりらしい切り口や、ふたりの一番の核になることに思いを巡らせていました。

そして、ふとした時にパッとひらめく時があるんです。私のコンセプトメイクは、ストーリー仕立て。ふたりの最高の一日を物語を読むように書いていきます。それは流れが大切だから。自然さと暖かさと美しさ。

そんなものが相いれ合って、これはふたりらしい!早く見せたい!と思うものが出来上がってきます。でも、やっぱりご提案する前は緊張が止まりません。理解が違っていないかな。喜んでくれるかな。イメージちゃんと伝わるかな。。。

昨日はおふたりに提案したあと、新郎様がだいぶ静かになっていて、これは・・・ダメだったか・・・と私も覚悟したのです。でも段々と色々な心の言葉が出てきて「感動した!」「嬉しい!」「やっと準備がスタートできる」「これを抱きしめて寝る!」とじわじわと喜びの言葉をいただき、明るい表情を見ることが出来て、私は本当に本当に嬉しい想いをさせていただきました。幸せとはこのことだなと・・・・

人の笑顔を見ることはやみつきになります。色々お話して、熱いご感想をいただいて、「感動するって疲れるんですね」と言う言葉がとても有難く感じました。

でも、これで終わりではないのです。さらにブラッシュアップして、コンセプトをフィックスしていきます。

コンセプトメイクだけの繋がりなのが、本当に悔しくなってしまうのですが、そんなお手伝いもしております。

Freelance Wedding Planner / Flower Designer

KURUMI

 

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