Step.1へ進んだけれど。
今日で5月も終わりです。2020年、前半(まだ1カ月ありますが)、本当に人生の中でこんなことが起きるんだ…と信じられない気持ちになった数カ月でした。
外に出られない
人に会えない
必要なモノが無い
収入が無くなる
死ぬかもしれない
先が見えない
そんな圧倒的恐怖と絶望を覚える日々に直面した、いや今も直面している全世界。
それでも、色んな人が生きる力を見せていると感じたこの数カ月でした。医療従事者の方々には敬意を表するばかりですし、色々な批判がありながらも国や都道府県、自治体を動かしている人たちがいる。ドラッグストアやスーパー等の生活に欠かせない物資を販売している方々。通販が増えるこの状況で、大量の荷物を運んで下さる運送関係の方々。そして、倉庫や工場で影ながら働いているスタッフの方々。この状況に合わせて様々なサービスや商品を提案する企業の方々。おうち時間を愉しませるために、テレビや音楽、文学、映画業界等々、必死に活動している方々。数えだしたら無限と言える程、この状況下で頑張っていらっしゃる方々がいると考えると胸が熱く、感謝の気持ちしか残らなくなります。
そんな中でも、日本中の結婚式を控えたプレ花嫁さん達も、本当によく耐えていらっしゃると思います。結婚は、これまでの人生の中でも最高の幸せを得られる瞬間。
そういえば、と私も子供の頃を思い出しました。「大きくなったら何になりたい?」とよく質問されますよね。私はその時の気分によって、色々な職業を言っていましたが、よく覚えている答えは「お嫁さん!」と言ったことでした。この話をしているだけでも恥ずかしいのですが(笑)。
女性は、幼い頃から“結婚”に憧れを持っているでしょう。でも、そこに至るまでは誰しも平たんな道では無く、カーブを曲がり切れず道を外れてしまったり、正面衝突してしまったり、道を間違えて逆戻りしたり、ガス欠になってしまったり。
そんなこんなで、やっと辿り着いたあたたかな目的地であり、新しい出発地点です。手に入れた今の幸せを最大限幸せに感じる権利が、必ずある。それを感じられる一つが結婚式です。
SNSで花嫁さん達の声を見ていました。みんなすごくすごく不安と葛藤の渦の中なんですよね。
結婚式を延期したけど、その日程にコロナが収まっているのか。希望の延期日が取れない。ご家族の病気の状況との折り合い。結婚式場との延期料の交渉、弁護士とのやり取り。ご家族との意見の相違。相手との意見の相違。ゲストへの気遣いやそれに対する対応での複雑な感情。妊活とのタイミング。
何も無ければ、こんな気苦労をすることなく、楽しく式当日を思い浮かべて準備を進めて、当日を笑顔で迎えていたはずです。
でも、命が最優先されるこの状況で、我慢するしかない花嫁さん達がいます。そして結婚式も諦めてしまう。
結婚式がやりたかった二人が、それ自体を諦めてしまうこと。それが私が一番悲しく悔しかったことです。
私はいつも、結婚式で最上級の笑顔を見てきました。準備期間中は、普通の時でも、やっぱり思い悩むことが出てきます。それでも、色んなことを乗り越えて当日を迎えた時に味わえる幸せの時間があるものです。
タイミングのこと、キモチのこと、お金のこと、きっと色んなことで悩んで、争って、疲れてしまっているかもしれません。だけど、希望を持ち続ける強さを持って結婚式を諦めないで欲しい。と思ったのです。
悪いことは、これからの人生いつだって起こる。それを一緒に乗り越える相手が、今あなたにはいる!だから、がんばろう!
それが、数年後だって、子どもが大きくなってからだって、どんな小さな結婚式だって良いと思うんです。今は乗り越えてやり切った先に、あなたとあなたの大切な人にしか見えない景色がある。そんなふたりの人生って素晴らしいじゃないか!って、偉そうに思うんですよね。
諦めるのだけは、絶対にダメだ。負けないで・・・!最強の花嫁さんになってほしい!それが、今の私の願いです。
そのために、私は何をしていけるだろうか・・・もっと何かしたい・・・そう思って悶々としている毎日です。
緊急事態宣言は解除されましたが、まだ気を緩めてはいけないと思う毎日です。今を乗り越えるために心身健康であることが一番。私は、全ての時間を楽しもうとしています。
おうち時間のために、ジェラートピケの部屋着を手に入れて、相棒猫と遊んでいます。器をたくさん新調して、料理とお酒を楽しんでいます。たくさん電話してます。
自分なりの方法を見つけて、この局面を乗り越える!根っからのポジティブが功を奏してますが、それでも自由に生きたいと思いますね。頑張りましょう!
KURUMI
LEAVE A REPLY