手作りブーケって案外難しい

手作りブーケって案外難しい

手作りって、やる前は簡単そうだから自分でやろうって挑戦する方多いのでは無いでしょうか。

でもやってみたらすごく難しくて、結局上手く出来なかった、なんてことありますよね。

私もそんな経験を多々してきたひとり。最近はアーティフィシャルフラワー(造花)のクオリティーも上がり、器用な女性たちが多いなか、手作りされてる方も増えていますね。

フローリストとして経験を積んでから思いますが、SNSを見てると上手につくっていらっしゃる方がいるなぁと思います。花屋として働き始めた時、実際にお花をやると、こんなに工程があって、ひとつひとつに知識と技術が必要なんだと実感しました。

まぁそんな感想は置いておいて、実際にブーケをつくるってこんな工程です。

①お花を選ぶ

ブーケレッスン ブーケづくり

②花束にする

ブーケ レッスン 東京

言葉にすると簡単です。だけど、やってみるとこれが難しいんです。以前のブログでもいつか紹介していましたが、花には持ち合わせた空気感があります。

スイートなのか、エレガントなのか、クールなのか、ラスティックなのか、、、空気感て言葉にすると無限にあります。

まったく空気感の違う花を、ただ単に寄せ集めると、散らかります。ゴミが散らかるとかそういうことでは無く、、、色合いや雰囲気が散らります。

まずは、完成形の雰囲気を決めないと、どう花を選んで良いのかも迷ってしまいます。一輪一輪がひとつのブーケをつくりあげます。完成形の雰囲気に似た花を集めることが一番簡単な方法です。

例えば、スイートな雰囲気にしたいのであれば、ドライフラワーやプロテアなどのワイルドフラワーを選ぶと、その後のお花選びが難しくなります。スイートにしたいのであれば、花自体にスイート感のある丸みのある花(ラナンキュラスやカップ咲きのバラ等)をチョイスした方が良いでしょう。

そして、色味も問題です。簡単なのはグラデーションを意識することです。ピンクも淡いピンク~濃いピンクをチョイス(青みのピンクと黄みのピンクがあるのも注意なのですが)そして、濃い色の面積を増やすとシックな落ち着いた印象になりますし、淡い色だと柔らかく甘い雰囲気になります。

手作りブーケ ブーケづくり

花を選んだら、花束にしていきます。

今は色々なブーケのカタチがあるので、作り方も様々ですが、花を中心からスパイラル状に束にしていくことが一番簡単で、お花も美しく見せることができます。

でも、お花って色々なカタチがあり、顔の向きや大きさも様々です。だから、これもまた難しいのです。思ったところにお花の顔がいかなかったり、全然綺麗に見えない、形がいびつになったり、平たんになったり、意外と四苦八苦します。

だけど、アーティフィシャルフラワーの場合は、ワイヤーが茎に入っているのでずるして花の向きを変えられるから便利。(プロはしませんが。笑)手作りされる花嫁様は、扱いやすいので、ドライフラワーより上手くできるかもしれませんね。

手作りブーケ オリジナルブーケ

和装でも持てるドライフラワーブーケ

手作りブーケ ブーケづくり

ブーケづくりは難しいですが、やって出来ないことはありません!皆さん苦労しながらでも完成した時には、感動していただいてる姿を見るととても嬉しいです。苦労した分、感動も大きいのですね!

KURUMIがしっかりとサポートしますので、ブーケ迷子の花嫁さまはぜひご参加ください♪

月に1度4組様限定ですよ♪

Freelance Wedding Planner / Flower Designer

KURUMI

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