今日は久しぶりに、来年に結婚式延期を決めた新郎新婦様とリモート打合せ♪お顔を見て打合せするのが久しぶりでした。

挙式、披露宴場所は新潟県、十日町市にある清津峡渓谷トンネル。

https://nakasato-kiyotsu.com

上のHPを見ていただく通り、雄大な渓谷をアートなトンネルと共に愉しめる自然の美術館みたいなところなのです。

もちろん、ここは結婚式場ではありません。そして、トンネルの入り口から挙式場所であるトンネルの一番奥までいくのに、なんと750mもあるのです。

しかも、日中は観光客の皆さまが観覧するので、営業終了後と言う色んな条件が厳しいスタートでした。もちろん結婚式を行った前例もありません。ですが、トンネルの方々も、新しいきっかけにしたいとおっしゃってくれ、色々な調整が昨年秋からスタートしました。

もう、これぞオーダーメイドウエディング！！難題が私を奮起させました。十日町の様々な分野のプロフェッショナルにコンタクトを取り、イチからご説明しチームをつくっていく。

ひとつひとつクリアになって、ぼやけていた視界が少しずつ晴れてく感じ。こんなお仕事はやっぱりフリーランスのプランナーじゃなきゃ解決できないんですよね。

そしてそして、日程や条件も固まり正式な申込みを会場にしたのは年明け１月でした。調整に約4カ月かかりました。オーダーメイドウェディングをつくるのって時間がかかるのです。

そこでの調整が時間がかかってしまったため、ふたりの準備時間は半年になってしまいました。よし、本格的な準備スタートだぁ！とおふたりとお話していたらコロナと言う猛威が来てしまったのです。

幸いトンネルも式場では無いので、延期料もかからず、そして私もこのような状況で延期料なんていただけないと言うことで、安全第一の来年の6月に延期をすることにしました。

式出来るかなぁと毎日、感染者数に影響されたりする日々も本当に辛い。だから延期できるなら延期した方が良い。私もそう思います。

準備の時間もしっかりと取れる。新しい発想を見つけられるかもしれない。

そして、改めて今日おふたりと話をして思ったのが、おふたりとの交わりの時間が長くなったことは嬉しい！

延期した分、絶対良い結婚式にしましょう！そう約束しました。

いち早くコロナのワクチンが開発され、気兼ねなく人と関わり合える、そんな状況にたどり着けるよう心から願います。

感染者数が増えるなか、対応にあたる医療従事者の皆さまには敬意を表します。みんなが画面やシールド越しでは無く、直接笑い合える日が戻りますように。

Freelance Wedding Planner ／ Flower Designer

KURUMI