ウイルスに負けないように。
マスクもなかなか手に入らない。
天災、疫病、どうしてこんなにも、新郎新婦を悩ませることが続くのでしょうか。自然現象と言えど、それにより様々な批判や、意見が出てくる苦しい状況です。
SNSを見ていても、式場の対応を批判される方、結婚式を延期キャンセルしない新郎新婦への理解のない意見、ゲストが出席キャンセルすることへの非難。
だけど、それぞれの立場や状況、わかり得ない心情も必ずあります。本当に難しい状況です。キャンセル料の問題、遠方のゲストのこと、お子さまやご高齢のゲストがいらっしゃること、小規模な会場によっては死活問題にもなること。
誰も悪いわけではないですし、何が正解と言うのも無いと思います。だから、こう言う時こそ、たくさんたくさん話し合わなければなりません。新郎新婦さんとご家族、新郎新婦さんと会場、時には新郎新婦さんとゲスト。
その中で、会場側ができることもあるだろうし、ご家族やゲストの本当の気持ちがわかってきたりすることもあると思います。それがふたりの中で納得の決断に繋がるかもしれません。
とあるゲスト側のSNSで見た実例ですが、ゲストの出欠はすでに締め切っていたタイミングでしたが、新郎新婦からゲストが無理しないように、再度出欠を取った。それは、ふたりの気遣いを感じて助かった。と言うこともあったようです。
心が苦しいのは、何も変わらないでしょう。でも、「決行」「キャンセル」の2択だけでは無いと思います。そのふたりが悩んだ過程や、気遣いの仕方も、結婚式準備の一部であって、ふたりと周りのご関係を反映する一部なのだと思うのです。
だからこそ、会場側やプランナーはふたりにとことん寄り添い、味方である存在であってほしいなと思います。不安でしかない新郎新婦さんに、色々な視点から物事を考えさせてあげる。何か打開策が無いか一緒に考える、ふたりの気持ちに一番寄り添える味方でいなきゃならないなと思います。
本当にウイルスが憎らしいですね。早く平穏な日々が、皆様の周りに戻りますように。
Freelance Wedding Planner / Flower Designer
KURUMI
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