ブーケで繋がるご縁

ブーケで繋がるご縁

7月なのにジメジメで寒かったり、スッキリする天気が欲しいこの頃です。7月夏婚のふたりはドキドキしちゃう毎日です。

初回のMy Bouquet Work Shopで、ご参加いただいたあるふたりも、7月13日のウェディングでした。ふたりでわいわい、あぁでもないこうでもないと言って、一回アドバイスして少し時間が経って見てみたら、まったく違うお花を持っていました。(笑) でも、私のレクチャーに一番大きく頷いて、一生懸命ブーケづくりにチャレンジしてくれた素敵なおふたりでした。

そのふたりの姿は、ホントに微笑ましくて、これから一緒に色んなことを乗り越えていく夫婦の姿なんだなぁと私も感慨深くなりました。もちろん素敵なブーケが出来たのですが、そのブーケは和装で持つからウェディングドレスのブーケを作ってほしいと、嬉しいお声がけをいただきました。ワークショップから繋がるご縁、本当に嬉しい♪ 私は「もちろん!」のひとつ返事でした^^

式の3週間前にお打合せをして、ご提案してFixするタイトなスケジューリングでした。カフェで、ご新郎はスイーツを食べながら(笑)ドレスのデザインを観察したり、イメージに近いブーケ画像をひたすら一緒に見て、色んなことをお話しながらまとめていきました。

“Mystic Sweet” 私がご提案したブーケのコンセプトです。ふたりの優しい甘さと、ふたりらしい個性が出るように。おふたりは、有難いことに私のことを信頼しきっていただいていたので、私もふたりに合うよう好きにデザインをさせていただきました。(笑)

海外のように、花々が元気に跳ねるようなブーケはふたりの明るさ。一輪一輪が主張のあるダリアは、ふたりの芯のある人柄、そしてドレスに合うようエレガントさを感じるベージュピンクやビビットピンクのバラ。全てを絶妙なバランスでデザインしました。リボンも特別にアメリカから取り寄せているSilk&Willowのシルクリボンが、他には無いブーケに仕上げます。

ふたりはただただ「楽しみ!」と言ってくださって、私は気合いが入るばかりでした^^ ただ単に、「この花が好きだから」「このドレスにはこの雰囲気が合うから」と言う理由でブーケをデザインしてはもったいないと思うのです。私は、ふたりと直接お会いしてお話して、ふたりの空気感をお花のデザインに取り入れることが大好きで、一番間違えが無いのです。

もちろん好きな花やドレスのベースがあるのは当然なのですが、そこをどうふたりらしく輝かせるか、それがウェディングのフラワーデザイナーの仕事だと私は思います。なんて、偉そうに!(笑)

でも最近お花の話が多いですが、ウェディングプロデュースも同じことです。慣習や決まりがあったとしても、ふたりが軸にあるのは当たり前で、それを一番に大切にしなければならない。そのために、どうご提案をするのか?それがプランナーの仕事です。今度はそのことも書いていこうと思います。

完成したブーケは次回もアップいたします(^^)/

Wedding Planner / Wedding Flower Designer

KURUMI

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