花がつくるオリジナルウェディング
そういえば、これを語っていなかったような、と思い今日はこれを語ります。
花の素晴らしさ。それは、誰しも小さい時から体に染み付いているのだと思います。
私の花の物語はと言うと、子どものときは、原っぱでシロツメクサを採って、花冠をつくっていました。
母や姉がガーデニングに凝って、家の前が花でいっぱいになった日には、とても誇らしくもあり、華やかな気分になりました。
私が北海道から上京するまで働いていた会社で、みんなから花束を贈られた時はみんなの気持ちにありがとうでいっぱいになりました。
そして、ウェディングの仕事を始めて、毎回毎回結婚式の花々の美しさを実感するたびに、私には欠かせないものになっていきました。
それは、新郎新婦らしさを象徴するフラワーデザインばかりだったからです。その特別な日だけは、色、あしらい、雰囲気、全てふたりを象徴する空間になります。
フラワーコーディネートは量産されることは無く、全てがオーダーメイドでつくられるものです。だから、ふたりの想いをとことん込めることができるのです。
5mのシンボルツリー、降り注ぐように頭上からあしらわれた花々、100本の桜が満開に咲いた会場、故郷の森を表現したセレモニー装飾、ふたりの想いが100通りあれば、100通りのコーディネートがあります。
決まりなんて何もありません。あるとすれば、花がそれをつくること。それしかありません。
そして、そんな花々に囲まれれば、ふたりもゲストも自然に笑い合って、祝福して感謝して感動して、イロイロな感情が良い意味で、入り乱れるのです。
花々と大好きな人に一同に囲まれる幸せ。それは、人生でこの瞬間しかありません。
花に囲まれ、みんなから祝福される新郎新婦様を近くで眺めている時、私は本当にその瞬間を見られて良かった・・・と毎回思います。
ふたりらしい空間で、ふたりが幸せを感じられる時間になれば、それはオリジナルウェディングです。
もっともっと花のウェディングを広めたい!そんなことを沸々と思っている2019年でした。そして、2020年も思い続けます。思うだけでなく、たくさん増やしていきます!
Freelance Wedding Planner / Flower Designer
KURUMI
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