Workshop お花選びのコツ
本日もたくさんお花に癒された皆さんの顔を見られて幸せ~( *´艸`)なKURUMIです。
素敵なブーケが今日も生まれました。さて、今日は皆さまにご説明しているお花選びのコツについて…!
私はお花選びをドラマのキャストに例えます。
「まずは、主役を選びましょう。」
そう、ヒロインもしくはヒーロー役相当のお花を選ぶのです。花の大きさ、花の色みでパッと目を引く自分にとってカリスマ性のある花を100種以上の花から探し出します。
例えば、バラや芍薬、黒芯のアネモネ、ダリア、ユリ、カラー、最近だとキングプロテアやパンパスグラスなんかも人気です。
その主役達を引き立てて、全体のストーリーにも大きく関わるのが“準主役”の役目。主役に想いを寄せるけど、ちょっと目立たない小ぶりなラナンキュラスだったり、思いっきりライバルだけど色が薄くて逆に主役を引き立てちゃうミニバラだったり・・・。
それから、良い所でストーリーを締める名脇役!これが結構大切。ブーケの中でも深みやスパイスを与えてくれる花をチョイスします。
例えば、全体は淡いペールトーンだけど、ネイビーやブラックの実物を加えてギュッとダークな部分でミステリアスな雰囲気を加えることも出来ます。ビバーナムティナスや、ヘデラベリー、花だとチョコレートコスモスなんかも良いですね。
形で言うと、セルリアやアストランチア、秋だとケイトウなんかも面白みがあります。ちょっと笑えたり、ハラハラとする場面だったり、そんなものをイメージしながらお花をチョイスしていくと、また違った楽しさがありますよ^^
そして、忘れてはいけないのがエキストラ!想像してみてください。もしドラマがメインキャストだけど、そこに通行人も、同僚の姿も、同じレストランに居合わせる人誰一人いなかったら、それはとても不自然ではありませんか?
ちょっと不思議な感じですよね。いかにも劇!と言う風になります。ブーケをより自然に、そしてメインキャストを引き立たせるのは、エキストラ=グリーンなんです。
緑って本当に不思議で、花同士を調和させ、引き立たせるには本当に素晴らしい役目をこなしてくれます。そして、今のグリーンは本当にバリエーション豊富!アジアも、ヨーロッパも、南国なども様々雰囲気を出してくれるのです。
少しシルバーがかったユーカリや、オリーブ、ちょっと濃いグリーンのピスタキアやレモンリーフ、本当にシルバーのダスティーミラー、ツルの羽衣ジャスミンなど、使うグリーンによって、雰囲気がすごく変わります♪
本当にお花合わせって深くてオモシロイんですよね!
皆さん、好きなものを選んで、「あれ?なんか違う!」って大体の方はなります。そう、好きなものだけを選んでも調和しないことがほとんど。
好きなヒーローとヒロインを引き立たせると言う視点が大事です。その合わせ方はカラーのトーンを合わせてみたり、咲き方を似たようなものにしてみたり、テクニックは色々あるので、ワークショップでは私もアドバイスをしながらふたりの意見をもとに花をチョイスしていきます。
きっとブーケの手づくりをしようとしている花嫁さまの第一の関門はお花選びでしょう。売ってるお店を見つけること。見つけても、バリエーションが少ない。バリエーションが多すぎて逆にどう組み合わせて良いかわからない。
バリエーションが多い場合、本当にそこに自分が求めている雰囲気のものがあるかも問題です。お花の多さに圧倒される場合がほとんです。だから、私のワークショップでは、事前のヒアリングをしてお好みのお花をセレクトして当日を迎えます。
お好みに加えて、こんな準主役を入れたら良いかも、こんなスパイスで個性を出したい、私の頭の中で妄想してお花をご用意しています。ほとんどの方が、私のセレクトした花を選んでくれていますね♪ご満足いただけて嬉しい。
ぜひイベントのブーケワークショップ・両親贈呈品ワークショップこの秋もどんどん受け付けしております♪しっかりとレクチャー受けたい方はプライベートワークショップがオススメです!マンツーマンで、時間も気にせず、お花のラインナップもさらにパワーアップして、お待ちしております。
これからもたくさん楽しく幸せな時間を過ごしていただけるように頑張ります!
Wedding Planner / Flower Designer
KURUMI
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